ペパーミントの家具は、北米産のポンデロサパインとシルバーパインをメインに使用しています。
パインは、柔らかくて傷がつきやすく、反りも収縮も大きくて本来、家具には向いていない木なのですが、ダイナミックな節と木目模様の面白さ、木肌の美しさ、使い込むうちに馴染む色合い等、多くの欠点をカバーする魅力も沢山あります。
(パインの集成材は、パイン材の欠点を最小限に押さえた材ですが、切り刻まれた木が痛々しく感じられ、ペパーミントでは、使いません。)
 
 家具作りで大切に考えていることは、デザインよりも実用性と堅牢性、そして何十年、何百年と育ってきた木を無駄なく大切に使い、生かしたいということです。
(西部開拓時代も、木は大変貴重品でした。)
木は、伐採され材木になっても生きています。
ペパーミントでは、木を生かす為に木肌にオイルを擦り込む仕上げをしています。
それによって木は呼吸し生き続けられるのです。
(現在の量産家具の多くは、ウレタン塗装や、ニスやラッカー塗装等、塗膜で木を閉じこめて呼吸できなくしています。木を殺すことによって、狂いをなくし木肌も塗膜で被われ、木なのか、プラスチックなのか解りません。)

 こうして、生きた家具は、木が呼吸し部屋の湿度を敏感に感じとり、湿気を吸ったり吐き出したり湿度の調整をしてくれます。
その結果、季節によって、また、様々な環境によって、扉が閉まりにくくなったり、隙間が空いたりしますが、それは私たちと一緒に家の中で呼吸し生きている証拠なのです。
大切に、でもどんどん使って下さい。使われない家具は、家具ではありません。

 高価なカントリー家具もよいでしょうが、ペパーミントでは、もっとおおらかで、そしてどんどん使って、沢山キズもついて、でも温かく心なごめる家具作りを、心がけています。
誰の所へ行くのか解らない家具を作るより、注文を下さった貴方の為に心をこめて作りたい,そのために総て受注生産とさせていただいています。
どんな細かい事でもご相談ください。貴方の家具なのですから・・・・。
                                   
                      ペパーミント 西川 暁  2001年2月28日
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ペパーミントの家具について